東京大学運動会フェンシング部

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About fencing

フェンシングとは?

 

フェンシングはヨーロッパ発祥の剣を用いた武術です。中世においては実戦的な戦闘術でしたが、火器の発達した近代以降は戦闘術から競技スポーツへと変化し、現在ではオリンピックの種目にもなっています。

 

オリンピックにおける日本人選手の活躍で知名度を大きく上げたフェンシング。しかしルールを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。フェンシングは使用する剣や得点となる有効面によって、以下の3つの種目に分けられます。

 

フルーレ Fleuret

 

日本が北京、ロンドンオリンピックでメダルを獲得した種目です。胴体が有効面で、フェンシングを始める人の多くは最初にこの種目を練習することで基本動作を習得します。緻密な戦略と磨き抜かれた華麗な剣捌きで、相手を翻弄し素早い動きで圧倒するのが魅力!

 

 

エペ Épée

 

全身が有効面。使う剣はフルーレで使用する剣を少し大きくしたもの。相手の動きを先読みする洞察力と、狙った部位を正確に突く精度が求められる種目です。身体能力だけでなく、頭も使うフェンシングは西洋で「闘うチェス」と呼ばれていますが、この種目は最もその要素が強いといえるでしょう!

 

 

 

サーブル Sabre

 

上半身が有効面。使う剣はサーベルに似ている剣。フェンシングの3種目の中で唯一相手を"斬る"ことのできる種目です。俊敏性とパワーの両方を兼ね備えた躍動感あふれる激しい動きが魅力となっています!